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東海岸在住日本人のblog

給付金申請開始-2020/05/18

お題「10万円」

定額給付金に関する札幌市のホームページが更新された。なお、郵送申請については、本日から発送が開始されるとのこと*1。一方で、郵送申請と同時期の開始が見込まれていたオンライン申請については、2020/05/18 17:30現在では申請が開始されていない*2

 

ここまで、全国で発生したマイナンバーカードを用いたオンライン申請に関わる多くのトラブルを元に、結構な量の注意事項が記載されていた。

 

注意事項

  • オンライン申請の手続きを行えるのは4月27日時点での世帯主(郵送申請と同)。
  • 申請の際に、入力ミスがあると再申請となり、給付が遅れる。
  • オンライン申請では、入力内容に誤りがあっても完了のメールが自動送信される。

なお、郵送申請書に、世帯構成員の情報が印字されているとのことであり、申請書を確認すれば、自分が申請することが可能かどうかが確認できるようになっているようだ。不安な場合には申請書の到着を待ってからの入力をすると万全かもしれない。

筆者は、学生期間中、国民健康保険に加入するため、世帯分離をしていたことから、同居ではあるが、別世帯となっている。このため、親と自分は別に申請が必要となる。

オンライン申請できる方

オンライン申請には、マイナンバーカード、特に有効な電子証明書*3が搭載されたカードに加えて、読み取り機が必要となる。読み取りには多くのスマートフォンが対応している。

対応スマートフォン一覧のリンク

また、現在問題の一つとなっているのが、暗証番号である。マイナンバーカード受取時に、数字4桁の暗証番号と、署名用電子証明書の暗証番号が必要である。

区役所窓口の混雑緩和のお願い

今回の申請では、各地で窓口に人が殺到していることが報じられている。

www.kyoto-np.co.jp

www.watch.impress.co.jp

このため、札幌市ではとりあえず申請開始時点でマイナンバーカードを持っていなかった人は今回の申請のために新しく申請するなどは辞めて、郵送での申請を促している。本来、郵送またはオンライン申請のいずれかというのは、人の接触機会を抑制するための施策であり、このために、窓口に人が殺到するというのは、本末転倒である。

*1:札幌市、18日から10万円給付の申請書発送 月内にも給付:北海道新聞 どうしん電子版

*2:公式ページには同時期となっているが、北海道新聞には5月下旬となっている、一体どこソースの情報なんだろうか。

*3:マイナンバーカード取得時に15歳未満だった人、取得後5回目の誕生日が来た人は電子証明書が付与されていないか、失効しているようだ