J-1 visa orientation-2020/07/23
今日は、(ようやく?)外国からきたポスドク向けのorientationがあった。
昨日あった、tax seminar(とりあえず、税理士と契約する踏ん切りを付けてくれる以外の収穫はなかった)と本日のセミナーで研修は終わりなのだろうか。
内容は、
・DS-2019について
・J-1 exchange visitorの条件など
・生活面など
であった。多くの内容は、すでに知らされているか、読んでおけと言われた資料に書いてあった内容だ。これは読む必要はなかったな。
ぶっちゃけ、この記事を書いている時点で何を話していたのか思い出せないくらいにはなっているが、まあ、いいだろう。
一番重要だったのは最後の生活面だ。Cluture Shock U curveという話が出てきた。流石に研究機関だけ有って、引用がついていた(Brian Hennessy)。
最初は、渡航後でテンションが高い状態だが、3-6ヶ月経過すると、Crises or culture shock phaseが訪れる。その後、Adjustment phase, Adaptation phaseと回復するという話だ。
このculture shock phaseにおける症状としては、
Homesickness, Depression, Isomnia, fatigue, Loss of appetite, Headaches, Poor concentration, Lonelinessなどが上げられるとのことなので、うつ状態の一種なのだろうか。
これの対処法は、
・趣味を見つけ、社会的サークルを構築し、キャンパス内外のイベントを楽しむこと
・健康的な食事と十分な睡眠
・適切なwork/life balanceを見出し、自分自身の時間を確保すること
・自分の文化を共有し、コミュニティへと貢献すること。
・医者を見つけ、健康診断を受けること。
などが挙げられるらしい。はて、答えになっているのか・・・いないのか・・・。
しかし、昨日のTax seminarといい、今日のseminarといい、日本の大学などでもこういうのは学生向けにやったほうがいいかもしれない。
もっともTaxについては、それをやらなくていいように源泉徴収されているのだが、納税者意識の形成は若者の政治参加を促す一番の動機になるのだなということを痛感させられた。
Mental healthについても相談窓口は存在しているが、入学時にこうすべきという指南はあまりない。勉強になる。