馬鹿につける薬

東海岸在住日本人のblog

ついに申請-2020/05/28

お題「10万円」

ついに札幌市のホームページが更新された。

これまでの記事はコチラ

sera-lostdecades.hatenablog.com

 オンライン申請は、5月29日12時からであるとアナウンスされた。

マイナポータルのシステム上、世帯主以外の方の申請や複数回の申請、誤入力があっても受付が可能であることから、申請内容の確認・修正作業に時間を要することが想定されます。その結果、郵送申請よりも給付が遅くなる可能性がございます。申請書がお手元にある方は、郵送申請をご利用いただくことをお勧めします。

以前もの記事でもまとめたが、札幌市はすごい勢いで郵送申請を進めてくる。

sera-lostdecades.hatenablog.com

マイナンバーカードを使ったオンライン申請を試してみたいので悩ましいところだが、こんな時期に無駄に負担を強いるようなことをしても仕方がないので、今回は郵送申請することにすする。

f:id:Sera_astraea:20200526172131j:plain

郵送申請の申請書はめちゃくちゃわかりやすく書かれている。

ーーーー以下雑談ーーーー

このオンライン申請に関しては多くの自治体でトラブルが起こっているようで、構造的な問題のようだ*1

ちなみに、ネット上で見つけた平成28年の総務省の資料では、平成29年頃には住基ネットの情報はマイナポータル側に提供されているはずなのだが、申請時のマイナポータル側が住基ネットの情報を参照して、入力情報が正しいか否かを判定していないのはなぜなのか*2

https://www.soumu.go.jp/main_content/000429540.pdf

また、個人に紐づくマイナンバーを世帯単位の事務に使用するのが誤りとの指摘があるが*3、郵送申請で世帯単位の申請が上手く行っているのは申請書に住民基本台帳の世帯情報を書き出しているからであり、オンライン申請時に世帯人数の情報を住基ネットからマイナポータルに提供すればトラブルは減っているだろう。

ただ、記事によっては口座情報の誤入力があるという指摘もあり*4、こちらは対応策があるのかどうかは分からない。日常で使用しているATMでの送金先の指定などで誤入力があった際にはどのように判定しているのだろう。最低でも1口座以上マイナンバーと紐付けろ、という政策を行っていれば、上手く行ったのだろうか。

いずれにせよ、やっぱり紙がいいね。という結論になってしまうのは辛い。技術の発展による克服に期待したい。