移動初日前編-2020/06/28
今日はとうとう移動日だった。
荷物は前夜までギリギリの重さ調整を強いられることになった。1個23 kgまでの制限があるため、一進一退の攻防が続く。最終的に持ち込み手荷物の他に手回り品を持ち込めることに気づき、教科書類を全てななめがけバッグに積み込んだ。リュックを背に、斜めがけを腹に抱える姿はさながら裸の大しゲフンゲフン
千歳空港までは親に送ってもらった。あと、先生方も見送ってくれた。せっかちな自分は2時間前の12:00に空港に到着した。実際には千歳はガラガラで、心配はなかったのだが。
自分の飛行機が40分遅れであると言われ、いやー2時間40分中で待つのは辛いものがあるため、同様に遅れがアナウンスされていた12:00(13:30に遅延)への振替を頼んだが、振替可能なチケットにはなってなかったようだ……。しかも、諦めて荷物を預けようとしたら、「飛行機が遅れており、現在手続きが中止しています。お荷物をお預かりすることができません」と。
迎えにきた五人と一緒に立ち尽くす。とっとと預けて、とっとと保安検査場をくぐって、「あばよ!」とトレンディードラマ( )さながらに立ち去りたかったが、謎の談笑をすることに。
30分待ち、チェックインが始まった。ようやく……と思ったが、手荷物預かりに実習生のカウンターに行ってしまい、再び10分が経過してしまった。よーやっと荷物を預けることができた。しんど。
そこで、半泣きになりつつも必死に堪えて、両親と恩師たちに別れを告げた。保安検査場はスムーズに抜けられ、遅延のお詫びでもらった500円喫茶券で引き換えたお菓子とお茶を飲みながら時刻を待った。
そして飛行機搭乗。ここで今回の感動ポイント。JALの新型機、A350-900である。
外観は普段乗っているボーイングの飛行機よりちょっとカッコいい。
中に入ってみると感動。ただの国際線だ。テーブルが半分に折りたためる。また機内はソーシャルディスタンシングのため、かなり間隔が取られていた。テンションが上がる。
一瞬脳裏に明日のアメリカン航空メインキャビンのシートが思い浮かんだ。あ、これ絶対明日より今日の方がええ奴やん。
明日他のことは明日考えることにした。