馬鹿につける薬

東海岸在住日本人のblog

志村けんと杉良太郎の関係にみる新聞報道の曖昧さ-2020/04/04

東京では、陽性者が新規に100名以上出たようだ。

2週間前の三連休に外出自粛を厳密にやらなかったなどの声もあるが、厳密に発症まで14日間かかるというわけでもないので、どちらかというと検査数の増加が原因であろう(※)。軽症者・無症候者を病院外に隔離する措置が取れるようになったので、検査数をあげても病院のパンクは起こりにくくなった。これから更に検査数が増えて、患者数も増加するのであろう。

今日まで亡くなった志村けんさんに対する記事が沢山出ているが、俳優の杉良太郎さんとの関係性に関する記事が出ていた。

 こちらがサンスポの記事

www.google.co.jp

 「ケンちゃん」と親しみを込めて呼んでいた志村さんとは多忙だった当時、行きつけの東京・麻布の食事処で何度か遭遇して談笑したことがあり、杉は志村さんの芸に対する唯一無二の姿勢に共感。駆け出し時代にカレー店で修業した杉が作ったカレーを振る舞ったこともあり「よく食べてくれた」と懐かしそうに振り返った。

二人の交流や、プロデュースした焼酎を通じた関係性などが綴られている。ところが、スポーツ報知の記事では

 

hochi.news

杉は志村さんと面識がなかったが、関係者を通じて愛飲していることを知っていた。訃報に接し、兄の知之さんの自宅に新たなボトルを贈った。

焼酎に関することのみ記述されており、また面識がなかったことになっている。スポーツ新聞の芸能記事の信頼性なんて、こんなもんだ。という考えもあるのかもしれないが、仮にでも新聞を標榜する印刷物の記載がここまで違うとは。おそらく、このような芸能記事は訂正もされることはないだろう。

新聞報道のほとんど多くの記事の内容は、誤りが含まれていないと思われるが、なかにはこのような取材に基づかない記事も書かれることがあるということで、しっかりと重要な情報は複数ソースから得なければいけないのだろう。そして、おそらくこれらの新聞社の記者は志村さんの実家にはっていたんだろうな・・・。

 

しかしながら、杉良太郎さんの交友関係の広さには毎回驚愕させられる。

 

※検査数については、陽性数より1日遅れて発表されているようだが、4月1日と比較して4月1日は検査数が倍増し、469人である。