馬鹿につける薬

東海岸在住日本人のblog

家探しとBLM-2020/06/05

渡航後の安全確保のため、家探しをしている。

当初は、そして本来betterなのはホテルや民泊などに短期滞在して、現地の利便性・安全性を理解した上で現地で契約することだろう。内覧もできる。

昨今の公衆衛生上の懸念から、海外から来た客が厄介者扱いされる可能性も十分にあり、出国前に家を探すことにした。これは、既に現地にいらっしゃる日本人の先輩研究者がいなければ、おそらくかなり困難であり、感謝してもしきれない。

現地の(日本語を話せる)real estate agentを紹介してもらった。が、1週間経っても反応がない・・・。昨今のDMV地域*1の情勢不安のせいだろうか。

最近は、現地のreopeningの情報を得るためにABCニュースを見るようにしているため、5月26日にはGeorge Floydさんに関するショッキングなニュース映像を見た。自分も現地に行くと人種的マイノリティに属することになる。コロナウイルスで悪化している経済状態で、人種対立という形で不満が噴出してしまうのだとすると少し不安になる。

もちろん、これまでの歴史的な経緯から人種差別はそれぞれの人種に対して対称的に起こっているわけではないのだろうけれども。

Humvees, helicopters and the National Guard: D.C. officials push back on show of federal force on city streets - The Washington Post

なにはともあれ、agentに早く連絡がつくことを祈るしかない。いろいろな記事を読んでいると、中心部に近い地域は店を閉じているのかもしれない。

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from "Trump's militarization of D.C. is nothing but stagecraft", The Washington Post

ちなみに、駐米日本大使館からは、メーリングリストDMV地域における情勢が逐一送られてくる。この1週間で8報きた。コロナウイルスに関する情報も当初はほぼ毎日、最近は各地の首長からなにか声明が出た際にメールが送られてくる。心強い。

*1:Washington D.C., Maryland, Virginiaを指して、こう言うらしい。